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2022/07/04
不動産売却時に発生する仲介手数料。売却を検討する方でも、あまりよく分からないという方も少なくありません。
仲介手数料の金額を提示されても、その金額が妥当であるか分からないこともあるのではないでしょうか?
今回は、不動産売却の手数料について・仲介手数料の金額に相場はあるのか・どのくらいの金額を支払う想定をしておけば良いかについてご紹介していきます。
不動産を売却したいという際に不動産会社に依頼を行うと、買主様とのさまざまなやり取りを間に立って取り持ってくれます。
不動産の売却は、個人で行うこともできますが、やはり複雑な手続きであるため、専門の知識がないと困難な手続きやトラブルを起こす可能性もあります。そこで、専門家である不動産会社へ仲介を依頼します。
不動産売却で生じる仲介手数料とは、不動産売却の際に仲介役を行ってくれる不動産会社に対しての「不動産取引の成立時に支払われる報酬」なのです。
仲介手数料は、不動産を売却するための活動し、売買契約を交わすことに対する報酬であるため、売却の契約が成立して初めてその料金が生じる仕組みとなっています。
仲介手数料の料金相場というものはありません。しかし、法律で決められた上限額があります。
その上限額は以下のように定められています。
という風に決められています。
ただ仲介手数料の計算は、時間がかかるので「速算法」を使って目安として算出する方法もあります。
■売却価格が200万円以下
仲介手数料=売却価格の5%+消費税
■売却価格が200万円超400万円以下
仲介手数料=売却価格の4%+2万円+消費税
■売却価格が400万円超
仲介手数料=売却価格の3%+6万円+消費税
本来、仲介手数料の計算方法はかなり複雑なものなのですが、この速算法で計算することで簡単に手数料を計算することができます。
また200万円超の速算法に関しては、「4%」「3%」を単純にかけただけでは本来の仲介手数料に達しないため、プラスで金額を追加します。
「+2万円」「+6万円」は決して多く支払っているわけではなく、正しい手数料にするための調整金額ということになります。
仲介手数料を支払うタイミングについて、不動産会社に売却を依頼した時点では、仲介手数料は発生しません。
成果報酬型の仲介手数料が発生するのは、あくまでも売却の契約が成立した時点です。
しかし、多くの場合、売買契約が締結された時点では不動産の引渡しが完了していません。
そのため実際に仲介手数料を支払うタイミングとしては、売却契約が締結した時点で半額支払い、引渡しが完了した時点で残りの金額を支払うケースが多いです。
売主様のスケジュールや準備金に応じて、引渡し時に一括で仲介手数料を支払うなどの交渉は可能になります。
依頼する不動産会社に、前もって仲介手数料の支払いをするタイミングについて確認しておくと安心でしょう。なお、ほとんどの場合、売主様が不動産会社に売却を依頼する際に結ぶ媒介契約書というものに明記されています。
今回は、不動産売却の手数料について・仲介手数料の金額に相場はあるのか・どのくらいの金額を支払う想定をしておけば良いかについてご紹介しました。
仲介手数料は不動産の売却契約が締結した時点で発生する報酬ですので、基本的には売主様と買主様がそれぞれ支払うことになります。
仲介手数料に相場というものはありませんが、今回ご紹介した内容を参考に、売却予定の不動産に係る手数料の金額がどれくらいになるのかを計算してみてはいかがでしょうか。
参考にしていただけますと幸いです。
監修者
株式会社日住サービス
代表取締役社長 中村友彦